「生育環境を大切にしている契約農園で収穫された新鮮なココナッツが原料です。フィリピンの燦々と照りつける太陽、清らかな水、肥沃な大地。多くの自然の恩恵を受けて私たちのココナッツは育っています。
ココヤシ
エキストラバージンココナッツオイル
バージニティのお約束...
生活科学研究会の「バージン」の定義は、「全ての生産工程で40℃以上の熱がかからない」ことです。生産地の常温で発酵させることで、発酵温度は40℃以下に保たれます。
フレッシュなオイルには熱によって壊れてしまう酵素やフォトケミカルなどが豊富に含まれており、生のココナッツオイルの力を保全することを大切にしています。
発酵分離 |
新鮮なココナッツの胚乳から搾ったココナッツミルクから、ココナッツに含まれている酵素が発酵することによりオイルが自然に分離されます。 |
小規模生産者へのこだわり
産地のコミュニティと深く繋がり、オイルの生産を通して地域全体の発展に貢献している生産者を選んで契約しています。
ココヤシ農家の経済状態はココナッツ取引市場における価格変動や天候や災害による不作などで不安定になりがちです。
契約農家が安心して長期計画的な栽培が行えることに強い関心を持ち、経済的支援を含む様々な協力を行っている生産者により作られたオイルです。
Marinduque / マリンドゥケ |
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「Marinduque」はフォリピン、タヤバス湾に浮かぶ島の名称で、全体がココヤシで覆われているココナッツの楽園です。 しかし、Marinduque島では貧困が大きな問題となっており、児童の約8%以上が栄養失調で、0.7%が5歳以下で亡くなります。
住民の半数以上が「貧困」層とされているガサン村で、生産者とココヤシ農家のネットワークが力を合わせて、Marinduque島に生い茂るココナッツから最上のオイルを搾る事業を開始しました。 ココナッツオイル生産事業を成長させることでMarinduque島全体の経済を大きく好転させようという情熱に溢れています。 |
Iloilo / イロイロ |
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「Iloilo」はフィリピン、パナイ島イロイロ市の生産者が搾っています。ココヤシの栽培はイロイロ市に隣接するマンゴーの産地として世界的に有名なギマラス島の有機農園で行われています。
前職が修道者だった生産者は、恵まれない人々への支援を人生の大切なテーマとしており、バージンココナッツオイル生産事業をその目的実現の手段としています。 これまでに10人の育児放棄児童を養子として受け入れ、生産施設の敷地内の住宅で一緒に生活しています。また2013年の大型台風ヨランダにより被災した同じ島のカピス州からの避難民に対し居住施設を提供し、オイル生産施設の従業員として受け入れることで雇用の機会を提供しています。 |